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穀雨 初候「葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)」

穀雨_初候

 

葦が芽吹く頃。
芽吹いた葦は夏には背が伸び、秋には金色の穂がなり、風になびく様が
美しい。
地下茎から出でた芽が、角のように尖っていることから季語では「葦の角」
という。

穀雨は、穀物を潤す雨が降る頃のこと。
穀雨の終わり頃に八十八夜がある。

新暦では大体4月20日から4月24日頃。

清明 初候「玄鳥至る(つばめきたる)」

清明_初候

つばめが東南アジアから渡ってくる頃。
「つばめが巣をかけると、その家に幸せが訪れる」という言伝えもあるそうだ。
春の使いとしての呼び名は様々で、玄鳥(げんちょう)、乙鳥(つばくら)、天女(つばくら)などがある。

清明は「清浄明潔」の略。
自然の息吹きが清々しく、すべてのものが生き生きとする頃のこと。
古来中国では春を迎えて先祖の墓参りをしたり、郊外に出かけて宴を催す風習があり、清明節と呼ばれた。
現在でも中国や沖縄には、この時期に墓参りをする習慣が残っている。

新暦では大体4月4日から4月8日頃。