千提寺farm.「三島独活」パンフレット用イラストレーション

  千提寺farm.「三島独活」パンフレット用イラストレーションを
担当させて頂きました。
デザインは農業デザイナーの南部良太さん、コピーライターは南部道子さんです。
三島独活は、2016年3月8日から新宿伊勢丹の野菜コーナーでもお求めいただけるようになりました。
直売サイトもあり、こちらでもお求めいただけます。
千提寺farm.
一般的なうどと比較して、「真っ白」「軟らかい」「甘い」「あくがない」が特徴とされています。
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私が描かせていただきましたイラストレーションはbehanceにまとめてありますので、ご覧いただけますと幸いです。
behance

三島独活と千提寺farm.さん、千提寺のことで今回、南部良太さんからお話を伺ったことを。
三島独活とは、大阪府茨木市の千提寺で江戸時代から栽培される伝統の「なにわ野菜」。ただでさえ手間のかかる(んですって!)独活ですが、三島独活は、それ以上に手間をかけた賜物。そんな三島独活をつくる農家さんが現在は一件のみで、その方が引退されたらもう誰も三島独活をつくる人がいなくなってしまう、そのことを知った中井さんご夫婦が脱サラをして千提寺に引越し、三島独活農家さんに弟子入りし就農したというのです。
千提寺はもともと、隠れキリシタンの里で、現在も「隠れキリシタンの里」として街おこしを勢力的にされているそうです。
「〜そうです。」という又聞きの連発に自分でも残念な気持ちもあるのですが、(ほぼ毎回できていないけど、遠方の人と関わる仕事では、実際にその土地に出向き、風土を五感で感じ、散策したり、土地の人と一緒に酒を飲んで語らう、ということがしたいなあと思うのです)、南部さんは熱い人なので、その言葉のもつ情熱に私も胸が熱くなり、目的を共有できたのではないかと思います。
今回このような素晴らしく、貴重な三島独活を皆様にご紹介させていただくことに携わることができて、とても嬉しいのです。

独活はまさに今が旬。やっぱり、その季節の旬をいただくというのは体にも心にもよいですよね。