小暑 次候「蓮始めて開く(はすはじめてひらく)」

小暑_次候

蓮の花が咲きはじめる頃。
蓮は夜明けと共に水面から花を咲かせ、4日目には散ってしまう。
「泥より出でて泥に染まらず」の言葉のとおり清らかで気高いことから、古来人は、この花に惹き付けられてきた。
蓮の実の皮は大変暑く、長い歳月の間、土の中で発芽する力を保っている。
1951年に千葉市検見川の「落合遺跡」で発見された蓮の実は、約2000年前(弥生時代)のものと鑑定され、同年植えられて翌年の1952年に花を咲かせた。

新暦では大体7月12日から7月16日頃。