清明 初候「玄鳥至る(つばめきたる)」

清明_初候

つばめが東南アジアから渡ってくる頃。
「つばめが巣をかけると、その家に幸せが訪れる」という言伝えもあるそうだ。
春の使いとしての呼び名は様々で、玄鳥(げんちょう)、乙鳥(つばくら)、天女(つばくら)などがある。

清明は「清浄明潔」の略。
自然の息吹きが清々しく、すべてのものが生き生きとする頃のこと。
古来中国では春を迎えて先祖の墓参りをしたり、郊外に出かけて宴を催す風習があり、清明節と呼ばれた。
現在でも中国や沖縄には、この時期に墓参りをする習慣が残っている。

新暦では大体4月4日から4月8日頃。